2006-01-04から1日間の記事一覧

103歳の正気と妄想

あさ墨をすり、父の歌集から一首を選び、半紙に書いて103歳の母に見せる。「大いなる主の平安のわれにあり何はなくとも喜びとせむ」。字が大きいのと、光にかざすので眼鏡なしにすらすら読める。 窓辺に並べた庭の柿がトロトロの熟柿になり、それをスプン…