2014-07-01から1ヶ月間の記事一覧

「氷点」50年 五十嵐健治と藤尾英二郎

50年前の1964(昭和39)年7月中旬、北海道旭川の三浦綾子さんから、東京のわたしの父・藤尾英二郎に電話があった。「先生、朝日新聞の懸賞小説に当選しました」。同じ電話を、綾子さんは神奈川県茅ヶ崎の五十嵐健治・白洋舎相談役にもかけていた。 7月21日、…

白洋舎新本社落成式のことば

きょねん、ここで起工式がありました。そのとき見えていた地面はいま見えません。聖書も埋めましたが見えません。その地面に鉄の杭がうちこまれ、コンクリートが流しこまれて土台が出来、この本社が完成しました。いま見えなくなった土台が、この建物を支え…

本気のキリスト信仰

人がキリストを信じようと決心するのは、説教を聴いたり、本を読んだりしたときよりも、本気でキリストに生きる人を見た場合が多いといいます。 大阪の井上くにえさん。母上は外出先から帰宅すると、いつも羽織のすそをぱっとはねて座敷の真ん中で両手をつき…

目をあけて祈る習慣を

ユダヤ教では「目をあけて祈る」のが習慣だったのに、どうしてキリスト教では「目を閉じて祈る」のでしょう。たぶんイエスさまが「祈るときは、奥まった自分の部屋で、戸を閉じ、隠れたところにいられる神に祈れ」と教えられたからではないでしょうか(マタ…