2012-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「金歯差せよ」おおらかな韓国と几帳面な日本

韓国の京畿道水原市から全羅南道の光州市まで、ひとりで汽車に乗った時のこと。かなり混んでいるお客を縫って、売り子が声をあげる。びっくりしたのは「キンバサセヨ」の声。「金歯差せよ」とはなにかと売り子の近づくのを待った。なんと「のり巻き」だった。…

今、なぜ内村鑑三か

米国で繰り返し伝記が出るのはリンカーンだ。人気がある。日本では内村鑑三が突出している。ぼう大な「内村鑑三研究文献目録」も出るほどだ。そこへ「内村鑑三」を1990年に発表した文芸評論家・新保祐司の編集で、「内村鑑三 1861−1930」が、鑑三生誕150年を…

「平凡をもって貴し」となす

「朝日新聞」は4月12日(木)夕刊で、9日付け夕刊に関西電力関係記事に誤報があったと謝罪した。テレビや新聞は、日本や世界の出来事を報道する。その報道は事実を伝えようと努力する。しかし、ときには誤報もあるし、その事実にも二つの問題がある。ひとつ…

ひとつ屋根に70名の家庭集会

招かれて聖書の話にうかがった家は、大きな玄関を入ると正面が階段。右手にピアノがある応接間、左が和室の居間らしく、その奥に食堂が見えた。応接間には25人分ほどのソファや椅子が用意されている。最初わたしは、この部屋だけで集会するものと思っていた…

奥丁子桜が咲いた

庭の奥丁子桜が咲いた。これまでになく小枝の隅々まで丁子型の小花をつけた。枝の同じ場所から、二つの小花がΛ型に咲くことから、この名がついた。「奥」とは、日本の東北の奥羽地方の花だからだ。 山形県の基督教独立学園の「夏の学校」に、毎年話に行って…