2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

雅子妃を守る皇太子はあっぱれ

1960年2月23日生まれの徳仁(なるひと)皇太子は、一昨日48歳になられた。 「皇太子に生まれるのは、まったく不運なことだ」とおどけて語ったのは、初代総理の伊藤博文だ(ベルツの日記・1902年)。古いしきたりに、こってり塗り固められた天皇制の枠の中で…

東京マラソン、人生マラソン

きのうの2月17日(日)の朝、32000人が参加する東京マラソンの号砲が鳴った。 先頭集団の選手たちは、42キロを2時間あまりで駆け抜けたが、ほとんどのランナーは自分のペースで、なかにはふん装までして、楽しく走り、7時間でゴール締め切りのころは、ほとん…

ニッチ・すきま伝道

わたしは「白鷺えくれ舎」(エクレシアはギリシア語で教会)と名乗り、いちおう表札には掲げて福音を伝道してきましたが、会堂をもち、看板を出す、いわゆる正式の教会ではありません。いわばニッチ教会です。英語のニッチ・Niche は、壁に四角い穴をつくり…

糟谷さんの「白血球と人格」

糟谷伊佐久さんのことを先週書いた。糟谷さんの父君は海軍軍医。両親とも篤信のキリスト者。糟谷さんが医者を志し結核専門医を目指したのは、29歳で結核のため天に召された母上の仇討ちの気持ちもあったという。 糟谷さんが聖路加国際病院の内科医だった1938…