2012-11-01から1ヶ月間の記事一覧

一点突破、福音のよろこび

徳善義和著「マルティン・ルター」(岩波新書2012年6月刊)によると、ルターは、1511年にヴィッテンベルグ大学の聖書教授に任命され、まず詩篇講義から授業を始めた。テキストはラテン語の詩篇全編を印刷して学生に配り、それに「全詩篇はキリストの詩である…

われ穏やかに老いゆくらしも

「腕の皺さざなみ打ちてひろがればわれ穏やかに老いゆくらしも」(87歳10ヵ月) 朝の目覚めはさわやかで/うんと伸びして起き上がる/洗面の水ここちよい/登校の孫とハイタッチ/朝の運動曲げに曲げ/足裏腹乗せ腹筋50回/正座後倒頭上拍手40回/腕立伏せは60回/腕…

「だのに」と「だから」の法則

むかし、毎年5月1日、茅ヶ崎の五十嵐家に招かれて「五十嵐健治、ぬひ記念会」に交わった。健治翁はクリーニングの白洋舎の創業者。ぬひ様はそれを裏で支えた夫人。5月1日はぬひ夫人の命日だ。 健治・ぬひ夫妻のお子様は、男性6人、女性6人と12人。記念会には…

受身のことば「主に愛されている兄弟たち」

わたしに便りをくださるとき、手紙の書き出しに「主に在って愛する藤尾正人様」でなく、「主に愛される藤尾正人様」と書かれる方がいた。よほど主キリストを教えられた方だろう。「わたしが愛する藤尾」ではない。自分の愛など、ふらふらする愛だと心得てい…