2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧

舟はゆったり漕ぐがいい

わたしは舟を漕ぐのが好きだ。東京の隅田川の一番下流に「勝鬨橋」がある。むかし、その橋のたもとに貸し舟屋があり、ときどき舟を借りて大川を漕いだ。江戸の掘割りをさかのぼって、下から数奇屋橋を見上げ、浜離宮の脇を下った。 この和船を漕ぐのは、一見…

聖書を重く感じるとき

礼拝にゆく。そのとき、ぶあつく重い旧新約聖書が、うれしく、軽く感じられるなら、その人の信仰はずっしり重い。逆に、ぶあつい聖書が重く感じられるとき、その人の信仰は、ふわっと軽くなっていると父から聞いた。手にする聖書に感じる軽さ、重さで、その…

そして1年、娘が電車で来た

娘の宮本やよりが、くもまく下出血で倒れ大手術を受けたのは昨年6月24日。主のあわれみと、病院の適切な処置やリハビリ訓練で、奇跡のように立ち直った。 そして1年。6月8日(木)の午後、家内が習志野の娘の自宅へ迎えにゆき、JR総武線で、津田沼から阿佐谷…

明歴々 露堂々

玄関の壁に双幅の軸を掛けている。右には、墨で「愛は忍ぶ」と書かれ、三浦綾子の署名と印がある。左は「明歴々 露堂々」の6文字。その「明歴々」の字の左脇に、三浦綾子と署名され、少し小さめの朱印。「露堂々」の右脇に、宗羊の署名と花押。宗羊はわたし…