2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

枯山水の庭

この春、庭を改造した。82歳にもなり、手のかからない老人むきの庭にすることを考え、名古屋の造園家・池田睦さんに設計を頼んだ。池田家とは1978年から16年間、毎月家庭集会にうかがい泊めていただいた仲。 そのさいの条件は三つ。高木、灯籠、大きな石、蹲…

「朝鮮通信使」から「拉致問題」を見る

この2007年は、1607年に再開した「朝鮮通信使」招聘(しょうへい)400年記念の年だ。足利時代に始まった「通信使」は、秀吉の朝鮮侵略により中断。家康が国交回復に乗り出して復活。それは江戸期200年にわたる、官民あげての丁重、誠信、友好的な国際交流だ…

イエスの愛がまずあって

天の泉にまんまんと/イエスの愛がまずあって/そこからわきでて滝となり/四方にあふれて流れゆき/地のはてまでもうるおした/飲めばおいしい天の水/どこから来たかもかんがえず/毎日のどをうるおした/ある日この水なぜうまい/ため池の水はまずいのに/ふと思っ…

「生涯現役」と「引退の志」

「生涯現役」と張り切る方がいる。マスコミも、もてはやすが、多くの場合、後進の道をふさいでいることが多い。むかし大新聞の「生涯現役」特集シリーズに載り、活躍した方が天に召され、葬儀の司式を頼まれたが、ワンマン経営の事業後継者が大変。 東洋には…

「美しい国・総理」の「醜い最期」

ちょうど1年まえの2006年9月26日、「美しい国」を掲げて発足した安倍晋三内閣は、あわれ同じ9月26日に福田康夫政権と交代。前代未聞の「醜い最期」。何が醜いか。 7月29日の参院選で歴史的大敗をしながら、退陣を決意できなかった精神の弱さだ。自民党惨敗直…