「秋薔薇(そうび)三つ四つ五つ咲く庭や百四の母の寝息のかなた」 104歳の母は、この夏一時入院してから寝たきりになった。この一年でずいぶん衰えた。ことしの6月までは、ほぼ毎日、墨をすって半紙に父の歌集から選んだ短歌を書き、母にかざすと、居間のソ…
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