2006-12-30から1日間の記事一覧

亡んだ日本、芽吹いた正義

明治の終わりに夏目漱石は「この日本は亡びるね」と書いた。昭和の初め、藤井武は日本は「亡びよ」と詩に書いた。1937年、矢内原忠雄は「この日本を一度葬ってください」と講演し東京大学を追われた。いずれも理想を失った日本は亡びるとの熱い思いだ。 1945…