ねこのポチ

shirasagikara2006-02-14

わが家に一匹ねこがいる。わが家といっても、103歳の母と同居の妹夫婦の住む1階にいる。妹の娘が米国留学の帰途連れてきた。オス、名はポチ。推定80歳、私と同年代。肥満がすすみよたよた歩く。米国生まれのせいか魚は見向きもしない。
陽当たりを求めて一日寝そべる。「シュシュ」と寝息もかく。いっこう役にはたたないが、ただそこにいるだけで癒される存在。感心するのは、その忍耐力と静粛さとクールさ。自分が進みたいドアの前でじっと待つ。外から家に入るときも根気よく待つ。
ねこは忍耐強く静かで上品。犬は陽気で元気はよいがほえるとうるさい。なんだか、わたしにはねこはカトリック教会、犬はプロテスタント教会に思えてくる。しかしカトリックプロテスタントと、別々のクリスチャンがいるわけではない。キリストを第一とするクリスチャンが双方にいるだけのこと。
ねこのよさがあり、犬のよさがある。わたしは犬好き、家内はねこ好き。カトリックがありプロテスタントがある。仲良くしよう。キリストさまが前にいられる。
「あなたがたは、それぞれ賜物を授かっている」(第1ペトロ4・10)