鼻のうがい

長い冬が終わった。この冬も何とか風邪をひかずにすんだ。鼻のうがいのおかげだ。
札幌の白洋舎支店へ聖書を話しに出かけたとき、支店長から「鼻のうがい」をすすめられた。寒い札幌でもこれをやると風邪をひかないといわれた。
朝、顔を洗うさい鼻から湯水を吸い込む。鼻の奥がツンとする。水に飛び込んだときのあのツンとする感じだ。つまり紙で鼻をかむように、湯水で鼻をくりかえしかめばよい。金も時間もかからない。
考えてみると、からだによいことは、金も時間もかからぬことが多い。毎日歩く。からだを動かす。腹八分目。深呼吸。水を飲む。よく寝る。よく笑う。神さまにまかせてくよくよしない。
いや楽しいことも、金も時間もかからぬことが多い。山川草木、花鳥風月を美しいと感じるとき。若葉、紅葉の自然のたたずまいに驚くのも、金のかからぬ楽しみだ。
そして最大の、金もかからずからだに良く楽しいことは、キリスト信仰だ。それはキリストを信じた者ならだれしもすーっと分かる。病いのさ中でもからだに効くほどの力。
「わたしは主によって喜び、わが救いの神のゆえに踊る」(ハバクク3・18)