蒙古襲来 欧露来襲

大相撲春場所がきょう千秋楽。
その中心力士に蒙古勢と欧州ロシア勢がいる。横綱を始め三役と前頭8枚目以内の幕内上位は3人に一人が蒙古・欧露力士。かつての外人はハワイ勢だったが、今はまさに蒙古襲来、欧露来襲だ。。
困難な日本語習得や生活の違い。相撲部屋のきびしい稽古、親方・兄弟子との厳格な階級制、それを彼らに乗り越えさせるものは何か。まず遠い日本で実力の花を咲かせたい志。成功すれば母国よりかなり大きい報酬。また相撲審判の公平性への信頼感などが考えられる。
とくに報酬は、優勝すれば1000万円。月給は幕内力士で131万円。大関235万円。横綱282万円以上。それに給金がそれぞれ24万円、40万円、60万円以上つく。土俵を回る懸賞金も一本5.5万円。母国の給与水準よりかなり高いと聞く。
いつの時代も貧しい国から豊かな国へと人は流れる。日本人も100年前は命がけで米国へ密航した。蒙古襲来 欧露来襲は時代の流れだ。
しかし豊かな日本から貧しい国へと逆に動く人々がいる。キリストの福音に押し出されて遠い異国に渡り住む方々だ。金のためではない。不思議な人々。
「あなたがたは、地の果てに至るまで、わたしの証人となる」(使徒1・8)