わたしのイナバウアー

shirasagikara2006-03-27

トリノ冬季五輪のフィギュアースケートで、荒川静香選手が「イナバウアー」も決め、金メダルに輝いた。「イナバウアー」は 1950年代に活躍したドイツ人・スケート選手イナ・バウアーが考えたもの。長い距離を長い時間、からだを曲げつづけて滑ることだ。
さっそく抜け目のないソバ屋が、イナバウアーにあやかって、反りかえるエビ天をソバに載せ人気を呼んだとテレビに出た。
わたしも、荒川選手やエビ天とおなじく、反りかえることなら毎朝やっている。ただし畳の上。正座して両足の間に尻を落とし上体をうしろに倒す。イナバウアーそのもの!?
1月7日のブログ「朝めし前の運動」にも書いたが、このイナバウアーのとき、第1コリント13章をギリシア語で暗誦。声を出しながらすべてに手振りを加える。「やかましいシンバル」では耳に指。「顔と顔とを」は両手で自分と相手の頬をたたく。「三つが残る」で指を三本立て愛の指一本を残す。わたしのイナバウアーはこれからもつづく。
「信仰と希望と愛、この三つはいつまでも残る。その中で最も大いなるものは愛である」(1コリント13・13)