背中の痛み

息苦しい左背中の痛みが10日ほどつづき、朝の「正人のイナバウア」もここ数日休む。家内にせかされて今日近くの病院へ出かけた。長く計ったことのない血圧や、心電図、胸のレントゲンを撮られた。結果は大丈夫。強い痛み止めの薬を処方されて帰宅。
その病院は、今は50歳前後にもなる3人の娘息子を家内が出産した東京衛生病院。セブンスデー教会系だ。次男の孫もそこで産まれた。
久しぶりに行くと施設が一新していた。診察棟が建ち、受付から支払いまでポンポンと指先だ。レントゲンも大きくなり、診察の女医も話しながらパソコンに診断記録をのこす。
国民健康保険に入っているが、老人は10㌫負担で安い。たしか初診で830円。病院前の薬局で2週間分の薬をもらう。これも310円。往復のバスは老人無料。
帰り荻窪までの商店街は、むかし天沼の政池仁先生の近くに下宿し、お供して歩いた道だ。先生が教会や病院のそばを通りながら「戦時中この教会は40人もの牧師・信徒が検挙され獄死者もいる。たいしたものだ」と話された言葉を思い出す。
酒枝義旗先生が学生時代、セブンスデーの賛美歌伝道に対抗して「都の西北」をどなったのもこのあたりの畑の中の一軒家。荻窪でザルソバを食べて帰る。よるあわれみで痛みが消えた。
「わたしはあなたをいやす主である」(出エジプト15・26)