孫のバプテスマ

長男の長女の藤尾真祈が、一家で出席しているバプテスト系の牛久グレース・チャペルで、5月28日もう一人の女性と共にバプテスマを受けた。高校2年生、16歳。
洗礼式に家内と立ち会った。バプテスト系だが建物の二階を借りての開拓伝道中で、沼尻亨牧師から滴礼。キリストを信じるのは「血によってではなく、肉の欲によってではなく、人の欲によってでもなく、神によって生まれた」のだ(ヨハネ1・13)。
わたしの三人の娘や息子が、それぞれ洗礼を受けたときも不思議だなと思った。こんな出来そこないの親を知って、よく決心をしたものだ、これは「血筋によらず、親の願いによらず」神さまの働きだと。
わたしは自分が洗礼を受けた日のことを、まざまざと思いだした。軍隊に入隊が決まり「お前のいのちはここまで」と区切られた切迫感があった。地上に爪あと一つ残さず死ぬのが残念。ただ永遠のいのちがほしかった。しかし「右の頬を打たれなば、左をもむけよ」の一句が心の棘であった。それを「そんなことが、すらすら出来るようなら、キリストは十字架で死ぬ必要はなかった」とのひとことで棘は抜かれた。その日受洗。
8人の孫のうち、上の三人は洗礼を受けた。主のあわれみ。祝福。感謝。
「悔い改めなさい。イエス・キリストの名によって洗礼を受け、罪をゆるしていただきなさい」(使徒2・38)