ブログひるね

昼寝しようと横になり、2、3回なまあくびを噛みしめたあと、口いっぱいの大あくびが出ると、わたしは深い眠りに落ちる。
この1月からブログを始めた。それも毎日、500字書く。最初、ブログを入れる窓は朝6時に設定されていた。毎日早起きだ。そのうえ寝るのが遅い習慣で、睡眠のリズムが狂った。設定時間をいじって、午前0時に変換。これで朝寝ができる。しかしどうしても昼間もねむい。
わたしが向こう見ずに、このブログを始めるさい、受けた刺激が二つある。むかしバッハの伝記を読んで、毎週2曲、教会の礼拝のため、時間に追われながら必死にカンタータを作曲したのに驚いたこと。毎週2曲はすごい。しかし新聞社の論説委員は、「朝日」の場合「天声人語」や「素粒子」を毎日、時間に追われながら書いている。これはもっとすごいと。
バッハや、新聞社の論説委員らの、雲の上のような方々には及びもつかず、おこがまいいかぎりだが、その刺激を受け、わたしも駑馬(どば)にむち打ち、ブログをやろうと決心した。
書く題材にはこと欠かないが、やっと時間に間にあうこともあり、2、3回分が一撃のもとにできることもある。しかしブログ以外の仕事のリズムは狂った。だが面白い。
あす主はどんなマナをくださるか。緊張と期待の連続だ。そのご教育を受ける毎日だ。
「身を横たえてねむり、また目をさます。主が支えていてくださいます」(詩篇3・6)