娘の緊急入院

6月24日(土)早朝、習志野市に住む娘の宮本やよりが、自宅二階のトイレ前で倒れた。階下にいた主人と22歳の娘が、ドスンという大きな音に驚き、駆け上がりすぐ救急車を頼んだ。10分で車は到着。さらに10分あまりの千葉県救急医療センターへ。
検査や準備のあと、10時から午後5時近くまでの手術。くも膜下に大量の出血があった。手術直後、執刀の医師が手術姿のまま、レントゲン写真でくわしく説明。かなり重症。
集中治療室に主人の宮本努、孫のマナ、私ども夫婦で入った。覚悟はしていたが、頭蓋骨の4分の1を外され、包帯巻きで口や鼻にチューブを止めた姿に驚く。そこで祈る。
家族待合室には、娘が通っていた教会の鈴木啓之牧師夫妻や、教会員の方々が10人ほど駆けつけて熱心な祈りをされた。このインターネットの時代、たちまち「やより倒れる」の知らせが外国まで飛び交い、お祈りいただいている。感謝。
やよりは満50歳。近年は資格を取って外人観光客の英語ガイド。日本各地を旅行した。鈴木牧師の教会では、夫婦交替で外人出席者に説教の同時通訳もしていた。
緊急入院から1週間目のきのう、6月30日、家内と見舞うと、目が開いていた。手を握ると、強く握り返した。話すことは全部理解している。
「名を呼べば つつっと涙 走り梅雨」
「イエスは娘の手を取り、娘よ起きなさいと、呼びかけられた」(ルカ9・54)