父・藤尾英二郎の命日

shirasagikara2006-07-04

きょうは、父・藤尾英二郎が90歳で召されて満13年の命日。
父は若いころから文書にも「うれしい」を連発した。その喜びは出口を求める。噴き出た先が「礼拝」「伝道」「献金」「聖書」の四つだ。
まず「礼拝」。口ぐせの「出る出る出る」は礼拝皆出席のこと。「行かねばならぬ所(礼拝)へ行けば、行かなくてよい所へ行かずにすむ」が信条。
つぎの「伝道」。路傍伝道の勇将だった父は「伝道好き」。いや「キリスト好き」。「キリスト第一」がモットー。茶道の弟子にも聖書、賛美歌、ときに聖書の話をしないと教えない。
三番目の「献金」。これは趣味かと思うほどの喜び。毎年献金額をふやしてゆくと、主がさらにふやしてくださると固く信じた。父は若いころから収入の十分の一献金はせず、それは十分の二であり、三であり、四になり、もっと多かったかもしれない。
最後の「聖書」。「あさ目がぱちっとあくと、最初に見る活字は聖書」と決めて、旧新約聖書を数十回、いやその倍も読んだかもしれない。
これら礼拝に「出る出る出る」。伝道や献金や聖書愛読を「するするする」と言ったが「出ろ出ろ」「せよせよ」とは言わなかった。喜びがやむなくそうさせたのだ。」
「主を喜ぶことは、あなたがたの力です」(ネヘミヤ8・10)