酒枝義旗先生傑作集

きのう山形県の基督教独立学園・「叶水夏の学校」に来て、午後「忘れられぬ人々」の題で講演。信仰の師・酒枝義旗先生の信仰について語るうち、聴衆の眠気さましに、日常生活で数多い先生の失敗談をご披露。
病院で看護師さんが「先生、検便です。あすお持ちください」。翌日、先生は箱入り一本を持参。オヨヨ//電車で先生の向かいの男性が、ズボンの前を開けたまま。先生隣りの友人に「君お向かいの人、前が開いてる」と言って下を見ると、自分も開いている。オヨヨ//結婚式の式辞で、花嫁の名を間違えること2度。わたしはメモに「花嫁の名はこれこれ」と差し出す。オヨヨ//講演を頼まれたが降りる電車の駅がわからない。20分ほど乗った駅風景を覚えていて、まず右の窓の風景を注意。20分すぎてもない。下車して反対の電車で反対側を注視しやっと目指す駅を発見。オヨヨ//姫路駅からタクシーに乗り「お城が左に見えるところ」と言うと「お城の周りぜんぶ左です」。オヨヨ
入営する連隊を間違え、他人の靴を履き、友人の上着を着て帰り、学部長の自分が召集した教授会を忘れ、高級石鹸ホネケーキを食べるケーキと喜び、とめどもない失敗。しかしぜんぶ情報公開して「いや、弱りました」。
この先生、こと福音にかんしては「いや、喜びです」と、きっぱりしたもの。
迷わずにいた99匹より、その1匹のことを喜ぶだろう」(マタイ18・13)