娘の転院、母の入院

shirasagikara2006-08-07

8月4日、6週間前にくも膜下出血で入院手術を受けた娘が、その千葉県救急医療センターから、リハビリの病院に転院した。
最初倒れたと聞いたとき、いのちがあればよいと思った。それが耳が開け、目が開け、手が開け、口が開け、いま杖を頼りに足で立って歩きだすまでになった。感謝。
主が備えてくださった。倒れたのが主人や孫娘の在宅の時。救急病院が近かった。とても手術は無理という出血だったのに、医師の腕と処置がよかった。内外から祈りが集中した。
一方、103歳の母は1週間に2度救急車。最初は8月2日の夜中、胸が痛むので妹が病院へ。精密検査で大丈夫とわかり午後退院。8月5日は朝から発熱。医師は肺炎か膀胱炎を疑い入院検査をすすめ救急車を頼んだ。原因は肺炎でなく尿。
6日の日曜日、病院へゆくと入れ歯を外された口でもごもご言う。聞き取れたのは「さし上げます」。「なにを」「みたまの実をさしあげます」。そして「みたまの実は」で少し休み「愛」と言った。わたしは「愛、喜び」とつづけた。ガラテヤ5章の言葉だ。
わたしと家内に会ってうれしいのか、興奮して小刻みにふるえていたが、耳元で祈ると震えがとまり、最後にアーメンと小声で答えた。104歳の誕生日まで「あと16日」。
「信仰に基づく祈りは、病人を救い、主がその人を起き上がらせてくださいます」(ヤコブ5・15)