岡崎「純情きらり」集会

shirasagikara2006-09-17

NHK朝のテレビ小説「純情きらり」も終盤だ。おもな舞台は愛知県の岡崎市。三人姉妹が家族愛のきずなで結ばれ、昭和の戦前、戦中、戦後を生き抜く物語り。
岡崎は名古屋から名鉄特急で30分。徳川家康生誕の城下町。八丁味噌屋はそのお城から八丁(800m)離れていると聞いた。味噌蔵近くに「きらり通り」までできたという。
その岡崎へ、わたしは1989年から2005年まで、50回ほど聖書を話しにでかけたので、じつになつかしい。
つまり50回、岡崎に泊めていただいた。東京近辺で何回家庭集会をしても、泊まるわけではない。しかし「訪問」と「宿泊」はまったく違う。イエスはザアカイに「きょう、あなたの家に泊まることになっている」(ルカ19・5)といわれた。宿泊は深い交わりを生む。
しかも岡崎・桐山雅吉家での集会は、文字通りの「超教派集会」。当主が長老の教団・岡崎教会はもちろん、無教会からカトリック神父まで、さまざまな教会員。それに小さなまちなので、小中高校の同級生、先輩、後輩が入り乱れる親密な交わり。初めは10人余りの集会が、50人近く集まるようになり、玄関から外まで靴があふれた。97歳と90歳の桐山義一夫妻が洗礼を受けられたのも、そのころだ。キリストにある愛に結ばれた、地方都市・岡崎の素朴な「純情きらり」集会だった。
「わたしたちが光の中を歩むなら、互いに交わりを持ち」(第1ヨハネ1・7)