夢のようなはなし

shirasagikara2006-09-18

娘が病院から外泊のゆるしをうけて、土、日、わが家に来た。夢のようなはなし。
なにしろ、くも膜下出血で緊急入院したさい、レントゲン検査ではとても手術できる状態ではなかったという。あとで別の脳外科医がそのレントゲンを見て「よく手術したね」と言ったほど。「瞳孔が開いていなかったので、手術に踏み切った」との返事。
その千葉県救急医療センターを、1か月あまりで退院し、船橋に近い谷津保健病院でリハビリの指導をうけている。毎日、午後は左手、左足の強化にはげみ、また言語機能の指導もうける。それには英語のうまい指導員が相手をされる。
車椅子も、右手だけで動かすこともでき、4本足の杖で、ゆっくり歩ける。6月24日朝、倒れたとのしらせを受けたとき、いのちが助かれば感謝と思った。それが歩いている。
娘が通っている教会の鈴木啓之牧師は、あの「親分はイエスさま」のすごい牧師だ。欠かさず毎日曜日、訪問して祈ってくださる。娘と娘婿はこの教会で外国人礼拝者のため同時通訳をしていた。また婿はインターネットのメーリングリストで、病状報告を内外に送っているので、祈りの輪ができている。
そして「夢のような姿」で歩いてあらわれた。主のあわれみ。いのりの支え。感謝。
「この神はわたしたちの神、救いの御業の神/主、死から解き放つ神」(詩篇68・21)