子どもの信仰

きのうむかしの子どもの文章が出てきた。わたしが編集していた雑誌の編集後記だ。
まず小学校1年生になった次男の作文。題「かみさまおしんじる」。「ぼくわ いつでも かみさまおしんじている だからいつでも かみさまにいのっている ぼくわ かみさまが せかいでいちばんすきです」。この次男はいま地方に住み、その家族そろって教会へ。
4歳の長男は、朝の家庭聖書輪読で、「励みなさい」を「ハゲ見なさい」と読んで、ハゲ頭のじいさんの頭をさして、げらげら笑った子どもだが、同じころ、庭の若竹がぐんぐん伸びるのを見て、「天まで伸びて、神さまのおしりにつっかえたら、神さま痛いっていうかな」と言った。この長男は自分の住む牛久市の、小さな開拓教会に家族で出席しその役員をしている。
やはり5歳の長女は、絵本を見て、女の子が出てくると「これわたし」。男の子は「かずちゃん」。大人の男は「おとうさん」。女は「おかあさん」。つまり絵本の中に自分を入れて読んでいる。聖書の中へ自分を入れて読む態度が大事と編集後記。この娘は今リハビリに励んでいるが、二人の子どもは米国にいるとき洗礼を受けた。娘夫婦は「親分はイエス様」の鈴木啓之牧師の教会だ。
「生まれたばかりの乳飲み子のように、混じりけのない霊の乳を慕い求めなさい」(第1ペトロ2・2)