皇居一周ランニング

shirasagikara2006-12-20

このわたしが、スポーツ新聞に名前が出たことがある。「スポーツニッポン」1966(昭和41)年12月20日号。ちょうど40年前のきょうだ。7段抜き写真入りの記事。
その書き出しには「(国会)図書館とマラソンーなんの結びつきもないが、同クラブのリーダーの藤尾正人さん(調査局文教課長)はその動機をこんなふうに説明」とある。動機は、東京オリンピックに刺激された銀座のバーやクラブのホステスが、真夜中に皇居の周りを走った。それが週刊誌のグラビアに出た。毎日、皇居をながめて仕事をしていたわたしたちは、女性がやれるならと昼休みに始めた。
皇居一周5000m、20〜30分で走れる。それに東京のど真ん中を信号なしで5000m走れるのはここしかない。始めは十数名だったが次第にふえ、国立競技場を借り「公式記録会」をした時はランナー50名、記録係10名も参加。以後毎日新聞や、週刊誌もとりあげ、国立国会図書館ラソンクラブは、お濠ばたランナーの草分けに。
聖書とくっつけて考えると、苦しいが努力する(聖書で努力と走るは同じτρεχω)。また敷石3枚、垣根柱1本とか、自分以外のたしかなものに歩幅をあわせて走る。毎朝聖書を読む。毎週礼拝する。自分をそちらにあわせると、信仰の足も伸びる。それに人と競わず、ゴール・人生の目標を持つことだ。
「自分に定められている競走を、忍耐強く走り抜こうではありませんか」(ヘブル12・1)