手旗信号・サインを読み取る

昼寝の夢で手旗信号を打っていた。帰ってゆく友人に「サ・ヨ・ナ・ラ」と両手を動かしている。陸軍船舶隊で教えられたから、ずいぶん前なのに忘れていない。
このサインは、相手がわかれば便利。紅白の小旗もいらない。左右の人差し指で事足りる。炊事当番の兵隊に「コ・ン・ヤ・ノ・オ・カ・ズ」と指手旗。「ニ・ザ・カ・ナ・ト・マ・メ」と返事。
人間はいろいろなサインを出す。赤ん坊は泣いて、乳を飲みたいとか、おむつを替えてとサインを出す。脳腫瘍の初期に箸を落としたり、ペンを落とすことがある。それが病気の始まりのサインだ。母親はサインにすばやく反応し、家族が病気に気づけばいいが、サインを見落とすと大ごとになる。
わたしは生まれてまもなく、口内炎になり、乳が飲めず大泣きしたという。初子だったので母も気づかず、気張りすぎて、わたしは脱腸・ヘルニアになった。小学校に上がる前まで両親もわたしも苦労をした。サインを見間違えたのだ。
神様はいろんなサインを出していられる。聖書からもイエスがキリストだとサインが出ている。もちろん自然の中にもいっぱいサインが見える。人体にも、心の中にもサインを感じる。そのサインにすばやく反応し、気づけば、神さまのお心がよくわかる。サインを理解し、反応する能力を高めたい。
「天は神の栄光を物語り、大空は御手の業を示す」(詩篇19・2)