浦和キリスト集会

「浦和キリスト集会」の創立17周年の記念礼拝に招かれた。
さいたま市民会館のビルの一室が会場。その集会の姿勢がいい。毎日曜10時開会から10分間は黙想の時間。聖書研究や、講義でなく、聖書静聴、礼拝を重視し、活けるキリストとの出会いを重んじていられるのだ。
主宰者・関根義夫先生は、無教会の政池仁先生の弟子。それがキリスト礼拝を中心にすえる。もちろん洗礼、聖餐はない。関根先生自身が導かれた立場だ。
関根義夫先生とは、基督教独立学園理事会での仲間。当時は東大病院の精神科の医師だったが、今は錦糸町の賛育会病院の院長。
その集会でかつて「それでいいのだ大丈夫」の歌を披露したところ、そこの会員の錦見義子さんが、その日の帰り道に曲想が浮かび、一撃のもとに作曲してくださった。4月1日の集会でも、この歌を合唱した。
「あっというまに花が散り/あっというまに樹はみどり/草木はこんなにかわるのに/わたしの心はかわらない/変わらないままそのままで/そのままで/エスさまわたしをつつまれる/だめでがんこなそのままで/エスさまわたしを愛される/それでいいのだ大丈夫/それでいいのだ大丈夫」
こんど刊行した「神さまの指紋 見〜つけた」にも、この楽譜を収録した。
「わたしの魂は沈黙して、ただ神に向かう。神にわたしの救いはある」(詩篇62・2)