イエスが入れた新しいソフト

4月28日から夏季再開した、日本の北の果て北海道・旭川旭山動物園が大人気だ。入園者は東京の上野動物園を抜いて日本一。年間300万人を越えたという。同じ場所の同じ動物園、ハードウエアは変わらないのに、園長、飼育係が、新しいソフトを入れ替えたとたん、動物が生き生きと動きだし、魚がはね、人がおしよせた。
エスが来られて、ユダヤ教の律法という、堂々としたハードウエアはそのままに、中身を新しいソフトに入れ替えたとたん、人々は目からうろこが落ち、驚き、イエスのまわりに駆け集まった。それは「ダメなものはダメ」という古いソフトをイエスが廃棄して、まったく新しいソフトに差し替えたからだ。
そのイエスのソフト差し替えはすさまじい。信仰から遠い者が近い。近い者が遠い。低い者が高い。高い者が低い。小が大で、大が小。先頭がびりで、びりが先頭だ。この世で賢い女性はおろかもの。ぱっとしない女性は賢女となる。そして最大のソフトが「ダメそのまんま」で救う「十字架ソフト」だ。
だから、世界中で2000年間、それを聞いた者がイエスのもとに押し寄せる。
「わたしたちは、十字架につけられたキリストを宣べ伝えています」(第2コリント1・23)