「ブランド国家ランキング」日本は世界3位

shirasagikara2013-01-21

ルイ・ヴィトン」や、「トヨタ」など、会社や商品にブランド力があるのは知っていましたが、「国家ブランド力」の格付けがあるとは知りませんでした。二〇一三年一月一四日(月)「朝日新聞」朝刊の「風」欄に「二〇一二年度の国別ブランド指数(Country Brand Index)で日本は世界三位」と書かれています。国際コンサル会社「Future Brand社」が昨年一一月に発表したものです。
グーグルで調べてみると「世界で最も愛されている国ランキング」で、一位はスイス、二位はカナダ、日本は三位です。以下一〇位までは、スエーデン、ニュージーランド、オーストラリア、ドイツ、米国、フィンランドノルウェーの順。英国は一一位、フランス一二位にはびっくりします。
国際的に働くビジネスマンや旅行者など、世界一八ヵ国から選ばれた二八〇〇人の意見をもとに、その国の「愛され度数」を算出したといいます。法律制度の安定度、言論の自由、環境にやさしいか、住みたいと思うか。生活水準、安全性、医療・教育制度、労働力の質、先端技術、自然の美しさや観光の魅力 芸術文化・歴史遺産を総合した「国の格付」だそうです。
日本は、中央集権制を採った中国や韓国とちがい、徳川時代に二五〇年も封建制度をつづけ、城主とよばれた大名、小名が一五〇もあり、全国すみずみに地方文化が成熟しました。しかも一八六八年の明治維新後の近代化、一九四五年の敗戦後の国際化で日本の成熟度は高まったのです。その結果が世界三位です。
キリスト教会も信徒の成熟度が大事です。会堂が大きく信徒が多い教会が成熟しているのではありません。どれだけ聖書そのものに深く養われ、福音を知り、キリストを喜び、やっても、やっても誇りにならない、キリストにある柔らかい熱心で、キリストに仕えている信徒がどれだけいて、その信徒らが教会の中心にいるかどうかで、成熟度がわかります。国家も教会も成熟深化した中身がものをいうのです。(ちなみに、二〇一四〜一五年版では「日本は世界一位」になりました。二位はスイス、三位はドイツ(「JAPAN CLASS」二〇一五年五月号) 「キリストの教えの初歩を離れて、成熟を目指して進みましょう」(ヘブル6・1)
<写真は高1の孫娘が14日の大雪でつくった雪だるま>
(ちなみに、2014−15年版では「日本は世界1位」になりました。2位はスイス、3位はドイツ(「JAPAN CLASS」2015年5月号)