鳥が飛ぶ 花が咲く 風が吹く

shirasagikara2013-04-08

鳥が飛ぶ 庭を飛ぶ 低く飛ぶ/ 木にとまる 枝移りする チチと鳴く/ つがいが来る 枝にならぶ/ 土に降りる 土をついばむ/ 蹲(つくばい)に乗る 水を飲む もういちど飲む/ つがいも飲む また飲む/ 一羽が飛び立つ あとを追って飛び去る/ イエスは見た 鳥の「自由と喜び」 これぞ信仰の真髄/ イエスは語る 「見よ 空の鳥」
花が咲く 草々の上 樹々一面に/ 葉が繁る 沸き立つばかり 枝一面に/ イエスは見る どんな野の花のひとつでも ソロモンの栄華にまさる その装いは神の作品/ 衣食住すべて 神への「全幅の信頼」 これぞ信仰の土台/ イエスは告げる 「まず、神の国と神の義を追い求めよ」
風が吹く 静かに吹く 葉がそよぐ/ 風が吹く 激しく吹く 樹々が揺れる/ 風音を聞いて ニコデモは感じない/ イエスは聴いた 風の音 風とともに吹きぬける霊の流れ/ 霊に生きる新生は 永遠の命につながり 十字架で全うされる/ 「十字架」 これぞ信仰の奥義/ イエスは告げる 「信じる者が 一人も滅びないために 人の子は 木に上げられねばならない」
「鳥が飛ぶ」「花が咲く」「風が吹く」、なんでもない平凡の中に、すごい信仰の真理が隠されている。そうだ、信仰の真髄も、土台も、奥義も、身近な手のとどくところに散らばっている。大きなことも大事だが、小さいことも侮れない。小さいこと、手近なところに神さまの宝石がごろごろ転がっている。
「あっというまに 花は散り/ あっというまに 木はみどり/ 草木はこんなに 変わるのに/ わたしの心は 変わらない/ 変わらないまま そのままで/ イエスさま わたしを包まれる/ だめで 頑固な そのままで/ イエスさま わたしを愛される/ それでいいのだ 大丈夫」(正人)
さあ、毎日が宝探しだ。楽しみですね。見つけたら、神さまにお知らせだ。
「それは、からし種のようなものである。土に蒔くときには、地上のどんな種よりも小さいが、蒔くと、成長してどんな野菜よりも大きくなり」(マルコ4・31)<<写真は庭の紫木蓮