「聖書ばなし」第9集、第10集の刊行

shirasagikara2014-12-08

1944年晩秋に浅田正吉先生に導かれて洗礼を受けてから満70年になります。1948年春、酒枝義旗先生から喜びの福音を教えられて66年になります。その後、ものを書くとき、日本人らしい日本語で福音をわかりやすく伝えたいとずっとおもってきました。
1996年から尾上守夫先生の手ほどきでパソコンを使うようになり、「インターネット聖書ばなし」という欄をつくりました。それが溜まって70編にもなります。どなたでも、わたしのホームページを開けば、いつでもご覧いただけるのですが、パソコンと無縁の方々もいられます。そのため、そこから選んで、2008年に「インターネット聖書ばなし」を8冊出しました。薄くて、軽くて、字が大きくて、読みやすく、値段も安い、そういう伝道冊子を目ざしました。電車の中で、病院の待合室で、気軽に読める手軽な信仰読み物になったらいいなとおもいました。ありがたいことに、その第1集は10刷り、第2集は5刷りするまで用いられました。
6年たってこのたび、あと2冊、第9集と第10集を刊行します。いずれも12月8日発行、新書判・65ページ・200円(送料2冊80円)です。
第9集は、四国の高松の教会で、牧師さんや牧師夫人を中心にした集会での話をもとに書いた「手短に話す 手短に書く」を巻頭に収めました。また東京のキリスト教待晨会堂で話した「ぴったりの聖句 ぴったりの賛美歌」も入ります。さらに「パウロ書簡 ペトロ書簡の『恵みと平和』」と「ぶどう園の正規労働者とパート労働者」を掲載しました。マタイ福音書20章の、ぶどう園の主人が労働者の働きを、労働時間と喜び指数で見た「労働者評価表」もつけました。ご参考になればうれしいです。
第10集は、「ときにはマルタのように ときにはマリアのように」(ヨハネ福音書12章)で、教会内でのクリスチャンの「席ゆずり」「席替え」を提唱しました。またイースターの話「墓は空だった」を、さいたま市民会館・うらわ」で、クリスマスの話「裏通り横丁路地奥でのクリスマス」を東京・深大寺で語ったものを収めました。もしみこころにかない、主が用いてくだされば感謝です。
「ご迷惑にならないよう、手短に申しあげます」(使徒言行録24・4)<写真は南天の実>