そして1年、娘が電車で来た

shirasagikara2007-06-10

娘の宮本やよりが、くもまく下出血で倒れ大手術を受けたのは昨年6月24日。主のあわれみと、病院の適切な処置やリハビリ訓練で、奇跡のように立ち直った。
そして1年。6月8日(木)の午後、家内が習志野の娘の自宅へ迎えにゆき、JR総武線で、津田沼から阿佐谷まで1本の電車でわが家に来た。夢のような姿。このごろは、JR・私鉄をとわず、エレベーターやエスカレーターがどの駅にもつくられ、老人や大荷物の人、乳母車を押す母親は大助かり。娘もおかげで階段を使わずにすんだ。
やよりは、まず1階に住む祖母・藤尾貞子のベッドを見舞った。104歳の母はなめらかにしゃべれないが「ひ」「ひ」「ひ」というので、よく聞くと「秘蔵っ子」の意味だった。やよりは母の初孫で、ながく同居しかわいがられた「秘蔵っ子」。
娘は2泊し、近くに住む古い親友とバスで阿佐谷へショッピングに出かけたり、家内と遅くまで寝物語りをした。金曜の夜、1階の妹一家とは、母もともに両家の持ち寄り会食を楽しんだ。しかし左眼の視野狭窄があり、手足の左が弱い。それにすぐ疲れる。土曜日、迎えの主人の車で帰っていった。
娘はここまで癒され感謝だが、癒えないまま主をうらまず、感謝される方々の信仰の、なんと大きいことよ。
「わたしは、あなたを癒す主である」(出エジプト15・26)