朝めし前の運動

朝めし前に短い運動をする。
まず床に腰をおろし両足の裏を合わせ、足首をつかんで引きよせ背すじを伸ばし「主の祈り」をギリシア語で唱える。つぎに両手を強く合わせてマタイ5章の「八福の教え」をギリシア語で暗誦。さらに両足の親指で20回鼻をつまむ。両足裏で顔を30回はさむ。
正座して尻を落とし仰向けに寝て、第1コリント13章の「愛の賛歌」をギリシア語でどなる。最後に腕立て伏せを50回。その日の気分で60〜80回。この元旦は100回できた。全部やっても10分たらず。くせになり旅先のホテルでも。「またしても達者自慢に人はいやがる」だろうな。
ギリシア語でやるのは忘れないためと、足を曲げる痛さを忘れさせる効果のため。しかしやみくもな暗誦は、聖書の深い意味を考えないで、時にはほかの用事を思いながら出来る危険がある。教会での「主の祈り」や「使徒信条」の唱和も同じだ。「愛の賛歌」が暗誦できるより、小さな愛の実行がはるかにまさる。
「愛は自慢せず、高ぶらない」(第1コリント13・4)